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ヘナ染め後の「きしみ」を越えて、その先の健康美髪へ☆

しっかりとしながらもしなやかさも併せ持つ健康な髪は、キューティクルの表面に脂質成分のメチルエイコサン酸と、内部のコルテックスにも脂質が含まれており、それにより疎水性が保たれています。

しかしカラー剤や洗浄力の強いシャンプー剤の使用等によってダメージを受けると、キューティクルが剥がれ落ち、その表面の脂質も失われるばかりか、剥がれ落ちた穴から髪の内部組織が流出してしまう事で、ますます脂質が失われて水を弾く事が出来なくなり、親水性へと傾いて参ります。

髪は水に濡れているとキューティクルが開く性質上、シャンプー後に多くの水を含むダメージ毛の場合は、それの開いた状態が長く続き摩擦力が増し、指通りの悪い「きしみ」が発生する事となります。

対して、ヘナ染め後の「きしみ」も同じプロセスによって生じるのか?というと、そうではございません。

ダメージのある髪は先述の通り、脂質を初めとする内部組織が失われてスカスカな状態です。

そのスカスカな弾力性のない髪に対してヘナ染めを行うと、ヘナの持つ収斂作用(引き締め効果)によって強く髪が引き締まり過ぎた結果、それが「きしみ」や「ゴワゴワ」感となって現れるという事です。

ヘナ染めによるダメージという訳ではなく、また自身の髪質に合わなかったから「きしんだ」という事でもなく、あくまでもダメージ毛に対するアプローチによって特有の「きしみ」が現れたと捉えて下さい。

ヘナによる補修効果によって、髪のダメージホールが補修され、脂質バランスが整い疎水性へと変化していくにつれて、その「きしみ」は軽減され、やがてなくなって参りますから、健康毛へと変わっていくバロメーターと考えてもらえればと思います。

水と油の相性が悪い事は誰でもご存じの通りでありますが、親水性のダメージ毛もまた、ヘアオイルやトリートメント剤との相性は良くなく、その効果を十分に得て頂く事は出来ません。

一方、疎水性のある健康毛は、それらケアアイテムの効果を十二分に得て頂けますので、美しい髪はより美しさを増す事となります。

美しい健康毛は、一朝一夕とはいかないものの、誰でも取り戻す事が可能です。

ヘナ染めによる「きしみ」というステップを経て、その輝きを手にして下さい!

■ヘナカラー
(全頭染め)7480円~
(リタッチ染め)5280円
※全頭染めは髪の長さに応じて要別途ロング料金

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