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安全か否かは自己判断。知られざるヘアカラーの世界

ヘアカラーは何となく身体には悪いと思っていても、今現在、利用していて何かしらの症状や不具合がある訳でもなく、尚且つ多くの人が利用しているものに対して、危険察知能力を働かせるのはなかなかに困難です。

特に日本においては、所謂「ヤバイモノ」が一般流通しているはずがないと誰もが安全性を盲信しがちですが、ひと度、日本を離れて海外から見れば、驚くべき成分が未だに使われている状況です。

代表的なところで言えば、広く普及しているヘアカラー酸化染毛剤に含まれるパラフェニレンジアミン(PPDA)は、発ガン性や環境ホルモン作用があるとして、EU諸国では2011年から既に使用が禁止されている成分です。

日本においても、PPDAが原因でアナフィラキシーショック等々の重篤な症例が毎年数多く報告されており、その危険性は国も認めているところで、消費者庁のホームページには、痒み等の症状が現れた場合、酸化染毛剤を二度と使用しないようにと注意喚起が為されています(痒みや痛みを我慢しながら髪染めを実施している方は、大変危険な状態ですので、即時ヤメられる事を強くお勧め致します)。

しかしながら販売禁止という対策に踏み切らないのは、それに替わる成分が他に見付からない為とし、消費者に適切な注意喚起を行うよう、メーカー等々の関係各所に通達するに留めているのが実状です。

上記について更に詳しく知りたいという方は、消費者庁ホームページにある平成27年10月23日付けで消費者安全調査委員会が公表した「毛染めによる皮膚障害に関する事故等原因調査報告書」を、是非、ご覧になって下さい。

今の状況は、ヘアカラーにてオシャレを楽しむにしても、自分の健康は自分で守る事が前提となっており、国やメーカーがその安全を保証している訳ではありません。リスク管理は私達自身に委ねられているのです。

その事実を忘れずに、自分にとって何が大切かを冷静に考え、髪染めは利用する時はどれを使用するのかを吟味してもらえたらと思います。

もしオシャレ第一主義ではなく、健康こそが最も優先すべき事だとお考えの際は、ヘナをはじめとする天然植物性染毛料がお勧めです。

植物の葉を乾燥させて粉末化し、湯に溶いてペースト状にしたものを塗布するそれらは、極々稀に植物アレルギーを起こされる方以外、お肌が弱い方、ジアミンアレルギーの方、妊娠中の方を含む老若男女誰でも安心安全に髪染めをお楽しみ頂けます。

是非、お試しになって下さい♪

■ヘナカラー
(全頭染め) 7700円〜
(リタッチ染め) 5500円
※ヘナとカット同時利用でカット半額4400円→2200円とお得です!

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