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10年後も健康な髪で自分らしく美容を楽しむために。

縮毛矯正の危険性を示す調査結果について

子宮内膜の発育を促すエストロゲンが過剰分泌される事で、エストロゲンとプロゲステロンというホルモンのバランスが崩れると、子宮体癌のリスクが高まる事は広く知られています。

そのエストロゲンの分泌を促進する内分泌攪乱物質(所謂、環境ホルモン)が、縮毛矯正の薬剤には多く含まれており、癌のリスクが2倍に引き上がるという大規模調査の結果を紹介した記事が、先日、ネットニュースに掲載されておりました。

■該当記事URL↓
https://news.yahoo.co.jp/articles/02c45eab6b40773f2de8e366e5dca55d8471ab28?page=2

前々から警笛を鳴らす専門家の方々は多く存在したものの、人種や民族の異なる多くの人を対象に10年以上も追跡調査を実施したケースはなく、私自身も興味深く記事を読ませて頂きました。

その中でも、リスクを減らす為にはどのようにすべきか?という事にも触れている点は、日頃から気を付けて生活をしている事ながら、改めて自分の健康を守る上でとても大切な事だと思った次第です。

端折ってリストアップし、私の所感も交えて以下にご紹介させて頂きます。

【1】縮毛矯正の利用頻度を4回/年未満に抑える
→クセ毛に悩む方にとって、縮毛矯正は欠かす事の出来ないメニューと承知してますが、利用に際しては十分な期間を空けて施術する事が、髪だけではなく身体全体の健康にとっても大切です。術後のケアも予め決めて取り組みたいところです。

【2】信頼出来るサロンにて施術を受ける(薬剤に何が含まれているかを答えてくれる)
→美容師の知識不足にて答えられないというのは論外ながら、化学成分は全く無害という事はほぼないので、リスクもしっかりと説明頂けるサロンや美容師を選ばれる事が肝要です。水酸化ナトリウムやホルムアルデヒド辺りについては、是非、確認をしたいところです。

【3】人気があるから利用するのではなく、自身で成分を調べる
→冷静に取捨選択を行えば、ネット等から真実を得られる時代となりました。日本製だから安心だと盲信する事なく、またステマが蔓る美容業界という事も念頭に置きながら、先ずは自ら調べてみるという習慣が大切だと思います。

【4】化学成分を避ける
→健康面を考えれば、徹底し過ぎて窮屈にならない程度には心掛けて生活したいところです。天然素材のヘナは、髪や身体の健康を損ねるリスクなく、髪染めやクセを抑える作用を得て頂けます。

美容を楽しむ上で、選択肢はたくさんあっても良いかとは思いますが、闇雲に手を出すと想像だにしなかったリスクに直面し、その時初めて事の重大さを後悔するケースも少なくありません。

ですので、せめて今回の調査結果を踏まえたリスクを軽減する為の提案位は頭の片隅に置きながら、自分には何が大切で何が必要なのかをご選択をしてもらえたらと思います。

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