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10年後も健康な髪で自分らしく美容を楽しむために。

ヘナでオバ見え乾燥うねり毛を撃退!

若い頃は直毛だったのに、年齢を重ねる毎にうねる髪にスタイリングがまとまらず困っているというご相談を、大変多く頂戴します。

その原因は、大きく分けると「髪内部の水分バランスの乱れ」と「毛穴の歪み」によるものです。

健康な髪はキューティクルが整っており、その表面に存在するメチルエイコサン酸と呼ばれる脂質成分にて滑らかさや疎水性が保たれています。ですので、髪内部のタンパク質が外部からの影響を受ける事なく、水分の均一性が保たれてうねる事はありません。

しかし刺激を受け、キューティクルが剥がれ落ちてしまったダメージ毛は、パサついて乾燥が進む一方で、水を弾く能力も損なわれ、そのダメージホールから髪内部のタンパク質が水分を吸収してその部分が水膨れを起こし、全体の水分バランスが崩れたいびつな髪は、うねりを伴ってあらぬスタイルを形作ります。

若い頃よりもハチ周りの髪が膨らんでしまい、全体的に四角形のオバ見えシルエットになってしまうのは、その典型例のひとつです。

その髪の水分バランスを乱す最たる原因は、日頃から美容を楽しむ為に使用しているヘアカラー剤や白髪染め、パーマ液に起因するところが非常に大きいので、ご注意下さい。

オーガニックカラーやボタニカルカラー等のネーミング商品や、最近利用される方も多い白髪ぼかしに至るまで、使われている化学薬剤は一般的なヘアカラー剤とほぼ変わりはなく、髪染めをすれば髪は必ずダメージを負い、いびつな親水性を形成してしまいます。

そのカラー剤と合わせて、パーマ剤や縮毛矯正も同様に、タンパク質同士の結合を1度切って再結合させる施術の構造上、どんなに優しいとされるものであれダメージを免れる事は出来ず、うねり毛の原因を作り出す事は避けられません。

また、これら美容薬剤は髪の水分バランスを崩すだけではなく、頭皮へも大きな負担が掛かり、活性酸素を過剰発生させる事でも知られています。活性酸素は、言わずもがな老化を促進させる最たる要因です。

頭皮の老化が進めば、他のお肌同様にそれを支える力が弱まり、重力に逆らえず垂れ下がる事で間延びして毛穴も歪んでしまいます。髪はその歪んだ形状に沿って生え育ってしまう為、根本から大きくうねりを伴った髪が生成される事となります。

ですから、年齢を重ねてからうねり毛が目立ち出した時には、1にも2にもまずはご利用頂いている美容薬剤の見直しから始めて下さい。

その上で、正しい方向性を持ったケアをしてあげる事が肝要です。

天然植物性染毛料のヘナは、髪の健康を損ねる事なくカラーリングをお楽しみ頂けるばかりではなく、傷付いてしまった髪のダメージを補修する効果もございますので、疎水性が失われて水分バランスが乱れてしまう心配はありません。

また、収斂作用によって髪のクセが引き締めて伸ばされる他、歪んだ毛穴も引き締まり、あるべき形に矯正してくれますので、髪全体に自然なまとまりがもたらされます。

その他にも高い抗酸化作用やホルモンバランスを整える効果等々、乾燥うなり毛を撃退する嬉しい効果がたくさんございますので、年齢と共にうねり毛に悩まされるようになった方は、是非、一度ヘナ染めによる改善効果をお試し頂ければと思います。

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