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妊娠、出産、授乳期、ヘアカラー使用のリスクについて

「子に過ぎたる宝なし」と諺がございますが、異次元の少子化対策が、皆がそう思える社会実現の第一歩となる事を節に願ってます。

さて、先日、当店スタッフに嬉しい出産のニュースがありました。報告を受け何とも言えない温かな気持ちにさせて頂いております。このまま健やかに成長してもらいたいと祈るばかりです。

その身近な出来事もあり、今回は妊娠〜出産〜授乳期のお母さんの髪染めの楽しみ方についてです。

妊娠中の記念や、出産後、我が子と綺麗な髪で写真に写りたい、好きなヘアカラーで気分を盛り上げて育児ストレスから解放されたい等々、妊娠前と変わらず髪染めを楽しみたいという方も少なくありません。

しかしカラー剤の各製造販売元からは、その期間の髪染めを避けるよう注意喚起が為されている事を、真摯に受け止めて頂きたいと考えております。

ですが一方で、妊婦や赤ちゃんに及ばす影響を記した確固たる結論の論文やレポートはなく、そこにスポットを当てて「恐らく大丈夫」と主張される人もいらっしゃいます。

ただ、影響に関するデータはゼロではなく、むしろ積極的に検証を実施していない、もしくは公表していないに過ぎません。

楽観的に捉えるよりは、最大限のリスク管理をする事が肝要かと思います。

以下に発表されている情報の一部を記します。

■妊婦の染毛剤使用、子どもが3歳時にアレルギー疾患になりやすい傾向(山梨大学)
→妊婦の染毛剤使用頻度が上がる程、子が3歳時にアレルギー性鼻炎を発症する可能性が高い

■妊婦の職業上の化学物質ばく露と胎児死亡との関連について(山梨大学)
→美容師が1位という結果に

■染毛剤が及ぼす女性への健康リスク(北里研究所病院臨床環境医学センター)
→薄めたカラー剤を乳癌細胞に加えたところ、癌を最大で40%増殖させる結果に
→免疫系に異常をもたらす蛋白質が最大で1.7倍発生

■染毛剤を使用した際の女性の癌発症リスク(アメリカ国立癌研究所)
→髪を染めている女性はリンパ腫にかかる危険性が50%増

それら調査と合わせて、妊娠、授乳期はお母さんの体が不安定で、万が一アレルギー症状が出てしまうとステロイド等、赤ちゃんへの影響を懸念して使用出来ない薬剤があり治療が限られる恐れがある事も含め、ヘアカラーを利用するか否かを選択して頂けたらと思います。

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