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頭皮のオトナ臭はシャンプーでスッキリとリセット♪

残暑厳しい日が続く中、頭に多量の汗をかくと、「臭っていないかとても気になる」というご相談を多く頂戴します。

頭皮の汗腺は手のひらや足の裏に次いで多く存在致しますが、2種類ある汗腺のうち、99%が水で構成され透明で無臭の汗を発するエクリン腺が殆どですから、汗自体が直接、頭の臭いの原因となる事はございません。

ただ、大量の汗によって頭皮を覆っている皮脂膜が流されてしまうと、乾燥が始まり、同時に角質が汗の水分を吸収してふやけて膨張する事で、皮脂腺が圧迫され詰まりが生じ皮脂のスムーズな分泌が妨げられてしまうので、尚一層、乾燥状態が進行してしまいます。

その乾燥を防ごうと身体が過敏に反応をし、もっともっとと大量の皮脂を分泌する事がとても問題です。

合わせて、汗は通常、肌と同じ弱酸性ですが、汗をかいた頭皮の表面は時間が経つとアルカリ性へと傾きます。

過剰分泌された皮脂とアルカリ性の環境は、それを餌として臭いの原因となる脂肪酸を排出するカビの一種マラセチア菌を増殖させる温床となりますから、汗をかいたら即臭う事はないとはいえ、その状態を長時間そのまま放置するという事はお避け下さい。

特に歳を重ねて40代を越えてきた辺りからは、脂肪酸の組成が変化し、皮脂に9ヘキサデンという脂肪酸が多く含まれるようになり、それが酸化する事で、ノネナールという加齢臭の原因物質を発生させる事になりますから、大人女子は尚一層、汗をかいた後の臭いケアに気を付けたいところです。

そのアフターケアについて最も手軽に、且つ効果的に行える手段がシャンプーです。

シャンプーは1日夜に1回だけが基本ですが、あくまでも基本であって、暑い季節に汗をかいた後等は、回数に固執する必要はありません。

ただ、アミノ酸系等のお肌に負担の掛からない自然な洗浄力のものを用いて、汗をかいた直後であればそれを洗い流す程度に、ある程度、時間が経過している時は頭皮に爪が触れないよう気を付けながら指先部分で桃を撫でる程度の力にてシャンプーして頂ければと思います。

当サロンでは、皆様の髪と頭皮が健康を取り戻し、ストレスなくいつまでも自分らしい美容を楽しんで頂けるよう、そのサポートをさせて頂いております。

ご自身に合ったシャンプー剤の選び方が分からない方、また正しい洗い方等々についてもアドバイスをさせて頂いておりますので、ご不明な事やご不安に思う事がありましたら、各店スタッフまでお気軽にご相談下さいませ。

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