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薄毛治療薬ミノキシルジルのリスクについて

ここ数年、花盛りのAGA治療。様々なシーンで広告を目にする機会が増えました。

そのAGA治療で使用されるミノキシルジルには、毛母細胞の死滅を抑制する事でヘアサイクルを延長させる効果や、毛母細胞に刺激を与えて育毛を活性化させる発毛因子の増産を促す働きであったり、その因子を作り出す毛乳頭細胞自体を増殖させる作用があるとされています。

実際に高い発毛効果を得られる一方で、服用を続けれる事で耐性が出来、5年以内には元の薄毛の状態に戻ってしまったという事例も数多く報告されていたり、また、強い薬には毒があるというようにリスクとなる側面もある事を、しっかりと理解して使用するかを考えたいところです。

そもそもミノキシルジルは高い血管拡張作用があるとして、重度の高血圧患者の治療薬に用いられてきました。

その副作用に利用者の多毛が認められた事から研究、開発が進み、様々な育毛剤にも転用されるようになった経緯があります。

ですので、元々は降圧剤だという事です。

使用をすれば末梢血管が拡張し、中枢の血液量が低下する事で血圧が大きく低下する効果が期待出来る反面、めまい等の随伴症状が引き起こされるケースや、血圧が不安定な方や心臓疾患がある方等に至っては心機能障害や不整脈が増悪する危険性があります。

また中枢の血液量低下を受けて、身体のセンサーは血液が不足していると考え、血液を増やすように働き掛けた結果、体内の血液量が過剰となり、身体にむくみの症状が現れ、場合によっては心不全や心筋梗塞等の重篤な症状を引き起こす可能性もあると言われています。

その他にも接触性皮膚炎や肝機能障害であったり、女性においては母乳に移行する事が明らかとなっている事から、アメリカの米国食品医薬品局(FDA)では、育毛効果を目的とした使用は控えるよう強く警告されています。

ミノキシルジルを含む治療薬は、個人輸入等で比較的容易に入手出来る事を耳にしましたが、安易に手を出す事は絶対になさらずに、また医師の診断があったとしてもそれを使用する事で起こり得る健康被害がどの程度のものなのかを、セールストークに惑わされる事なく正しく認識して、利用の可否を冷静にご判断下さい。

当サロン「ヘナ・ファクトリー」には、薄毛等のトラブルに悩む方からのご相談も多数寄せられております。専門となるヘナ染め以外にも、その人に合った改善策を親身になってご提案させて頂きますので、先ずは一人で悩む事なくお気軽にご相談下さい♪

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