Blogブログ

10年後も健康な髪で自分らしく美容を楽しむために。

  • HOME
  • ブログ
  • 【混同すると危険】ハーブカラーとヘナカラーは別物!

【混同すると危険】ハーブカラーとヘナカラーは別物!

植物性由来成分を配合した「ハーブカラー」や「オーガニックカラー」であったり「ボタニカルカラー」等々と、「ヘナカラー」をはじめとする植物性染毛料の違いを尋ねられる機会が多くあります。

結論から言えば両者は全くの別物ですから、しっかりと分けてお考え下さい。

前者「ハーブカラー」等は、髪や身体に対して優しさを連想させる植物がネーミングに使われているものの、髪を染める薬剤は一般的なヘアカラー剤に使用されている化学成分と何ら変わりはありません。

そこに植物由来の何らかの成分を僅か数滴配合しただけですから、例えその成分が素晴らしく髪や身体にとって良いものであったとしても、大きく影響を及ぼすのは染毛に使用される薬剤だと認識してもらえたらと思います。

その染毛に使用される代表格といえば「パラフェニレンジアミン」です。

発色が良く、どのような色味も難なく表現出来る反面、痒みや痛み、発疹等のアレルギー症状を引き起こし易く、繰り返す事で命の危険にも及ぶアナフィラキシーショックに発展する事で知られています。

その他にも毛母細胞の老化を促しヘアサイクルが乱れる事で、細毛や薄毛、白髪の増加等、ジアミンが原因となる髪トラブルを挙げるときりがありません。

その危険性を多くの人が周知するにつれ、最近はジアミン不使用のHC染料や塩基性染料も多く出回るようになりました。

ジアミンフリーで低刺激を謳い文句にするカラートリートメント類もそれに分類されるのですが、そこにプラスして植物由来等の何かを配合されると、さも人体への影響はなく安全だと錯覚しがちですが、染毛成分は全て化学物質で、それらはジアミンよりも毒性が強く発ガン性や環境ホルモンのリスクが高いという研究報告も多数ありますから、ご注意下さい。

対して植物性染毛料のヘナは、乾燥させて粉末化した植物の葉に、お湯を加えてペースト状にしたものを塗布する、正に天然素材そのものを指します。

髪染めは行う成分は植物の色素ですので、髪や身体への健康被害は全く心配いりません。

「分ける」事は「分かる」という言葉の語源でもあります。

「植物の名前が付いた化学染料」と「植物性染毛料」をまずはしっかりと分けた上で理解し、身体にとって本当に安全なものを使いたいならば植物性染毛料のヘナをお選び下さい。

ヘナカラー
(全頭染め)7700円〜
(リタッチ)5500円

関連記事