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10年後も健康な髪で自分らしく美容を楽しむために。

髪に良さげな商品程、ご利用は慎重に

美容院におけるメニューや商品は、具体的なエビデンスに基づき利用判断を促すよりも、髪質改善○○とか、オーガニックハーブ○○であったり、エイジングケア○○等々、耳に心地良いネーミングが付けられ、それを利用すれば艶感や滑らかな手触り等、一瞬で目に見えて分かりやすい結果を得られるというイメージ写真を提示して、感情的にユーザーの購買意欲を駆り立てるものが殆どです。

また確かに一度の施術でその通りの結果を得られるので、あたかも本当にダメージ毛が生き返ったり、トラブルが改善したように錯覚してしまいがちですが、それは薬剤で作られた一時だけの演出であり、本質的には何も変わっていません。

むしろ利用をすればする程、悪化の一途を辿るものも多く出回っているのが実状です。

それら薬剤の殆どは医薬部外品に分類されるのですが、医薬部外品は医薬品とは異なり治す事を目的で作られた訳ではありません。

また医薬部外品は化粧品と異なり、全成分表示の義務はない事をご存知でしょうか?

薬機法に定められた「有効成分」と、アレルギー症状等のトラブルの原因に成り得る102種類、それに香料を加えた103種類の「表示指定成分」さえ表示すれば、他の成分は一切表示しなくて済むのです。

つまり、ユーザーに聞こえの良い成分は敢えて表示しながらも、艶感や滑らかな手触り等仕上がり感を演出する為の成分や、例え健康リスクのあるものであれ売り手側にとって不都合なものは、「指定成分でなければ表示する義務はない」為、それらが含まれる商品を良いと思って利用を続けた事によって、真逆の結果に至るケースが多発している現実があります。

身体が病気や怪我をした際、どんな良薬を用いても完治するまでにはそれなりの時間を要します。

髪も身体の一部ですから、一瞬でトラブルが解決するような美味い話はありません。

それを踏まえ「健康に良さげ」なネーミングの商品こそ、利用をする際には慎重に判断してもらえたらと思います。

因みに植物性染毛料のヘナは化粧品に分類されますので、成分表示は全て記載しなくてはなりません。とは言え、ヘナは植物の葉そのものですので「ヘナ」とだけの記載になりますが…。

ヘナは一瞬で劇的な変化は得られないものの、使い続ける中で髪や頭皮があるべき健康状態を取り戻し、それを維持する為の高いケア効果が期待出来ます。

是非、お試し下さい♪

■ヘナカラー
(全頭染め)7700円〜
(リタッチ染め)5500円
(全頭Wカラー)13200円〜
(リタッチWカラー)11000円

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