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ヘナ染め後の気になる赤み…。その正体とは??

ヘナ染めをお楽しみ頂く中で、施術後に時間が経過すると、赤みが気になるというご相談をお受けする事がございます。

ヘナはそもそも、ローソニア・アルバと呼ばれる赤色色素しか持たない為、髪を暗めにカラーリングしたいという場合は、その反対色の色素を持つインディゴ等の別の植物を加える必要があります。

それらを配合して作った染料は、髪に塗布した直後であれば、どちらかの色素が勝るという事はなくお色味のバランスが取れている状態にあるものの、時間が経つとヘナの赤みが前面に出てきてしまうのには、髪に付着する際のメカニズムに大きな違いがあるからです。

通常の植物は髪の表面にペタッと貼り付くように付着するだけなのに対し、ヘナは髪の表面にあるケラチンを変容させて絡み付くように付着する「ケラチン結合」をしますから、極めて落ち難く褪色し難いという性質があります。

インディゴ等が色落ちをしてもヘナは髪に留まり続ける為、その色素の赤みが浮き出てくるという事になります。

またその付着構造の違いに加えて、欧米人の髪のアンダーカラーは黄色が多いのに対し、日本人は赤が多いという事も、よりヘナの赤色が強調される要因となっているかと考えられますし、夕陽が赤く見えるように、また信号機において最も注意喚起を促す色に赤色が採用されているように、青色等の他の色よりも赤色は波長が長く目立つという点も、ヘナ染め後の色合いに影響を与えているのかもしれません。

少し話は逸れますが、ヘナ染めをして時間が経過をしたにも関わらず、その赤色が全く出てこないという場合は、ご利用のヘナが天然物ではないか、もしくは天然のものであっても含有色素量の少ない品質の悪いヘナの可能性がなきにしもあらずです。

ヘナの色素量は、そのトリートメント効果の強弱にも大きく関わりますので、利用を続けても一向に結果が出ないという事にならぬよう、全く赤みが出ない場合は、使用されているヘナの品質を一度チェックするのも宜しいのではないでしょうか?

ちなみに当サロンのヘナは、含有色素量が極めて多い最高クラスのものであるが故、より赤みが出やすいという特徴がございます。

しかし、だから仕方ないとする事なく、専門店として培ってきたノウハウを活かしながら、なるべくご希望のお色味を長く持続出来るよう、一人一人の髪質に合わせたオリジナルの配合をご提供させて頂いております。

専門店だからこそ出来る自分自身にジャストフィットしたヘナ染めの楽しみ方を、是非、ご体験して下さい♪

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