沖縄ヘナと様々な体験から現在の活動リポート
インド周辺を原産とするヘナは、古くから染料や薬としても用いられ、人々の生活や文化を多方面から支えてきた歴史があります。
またインド以外でも、同じ緯度に当たる地域では昔からヘナが生息している所が多く、その土地の特色に応じて親しまれてきました。
日本においてもインドとほぼ同緯度に位置する沖縄では、ここ数年、栽培が盛んで、私も7年前に石垣島のヘナ農家さんを訪ね、ヘナ摘みからその場でミキシングをして生ヘナを髪に塗布する体験をさせて頂きました。
その体験は素晴らしく皆様にもそのヘナをご紹介したいと考えたのですが、ヘナの色素ローソンの含有量をお伺いしたところ、2.4%と良質な事には間違いないものの、私共で扱うヘナよりはやや見劣りし、且つコストが高く付く事から、サロンでの導入は見送った経緯がございます。
その際の農家さんのお話では、ヘナが生息する緯度間、通称ヘナラインに沖縄がギリギリ掛かる感じなので、今以上に色素量を出すのはなかなか難しいと話を受け、他の農作物でも高品質なものを作ろうと思えばドンピシャリに最適な気候や風土がある事を思い浮かべ、妙に納得したのを憶えています。
しかし歳月が流れ、その間、生産や加工方法等が試行錯誤されたのだと思いますが、近年では本場インド産を凌ぐ豊富な色素を携えたヘナが沖縄で育つようになったとの事。
なので様々なメーカーの沖縄ヘナを試してみたのですが、ブームに乗って生産しただけのものや、沖縄ヘナと他地域産のヘナであったり化学染料を混ぜ合わせたもの等も多数ある中で、本当に良質のヘナもございました。
現在、サロンでの取り扱いを見据えて最終的な話を詰めております。大いにご期待下さい!
また話は逸れますが、私自身、今まで室内にてヘナの栽培に何度か挑戦したものの、越冬出来ない等で上手く育てられなかった経験があります。
その実体験も踏まえ、沖縄と殆ど緯度が変わらず同じ亜熱帯気候の奄美大島であれば育つのでは?と考え試したく、実際に現地で植えて参りました。
ドラゴンフルーツ畑の横のスペースを借りて…
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日射しに強いヘナですが、定着する迄はソテツの葉で直射日光を遮る方が良いとのアドバスを受け…
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数日後、しっかりと根が張りました!
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いつか奄美大島産のヘナをお目見え出来る時が訪れるかもしれません。こちらはヌルくご期待下さい♪