心が安らぐ天然素材ヘナならではの香りについて

映画ナイアガラのインタビューにおいて、新聞記者から「夜は何を着て寝るのですか？」と問われたマリリン・モンローが「ベッドで身にまとうのはシャネルの5番だけよ」と機知に富んだ受け答えをしたエピソードは、あまりにも有名な話です。

実際、ご本人はシャネルの5番を愛用していたそうですし、多忙な日々を送る中でその香りに安らぎを覚えていたのでしょう。

香りがもたらす効果は、遥か昔から人々の気持ちを豊かにしたり、消臭や治療等、生活のあらゆるシーンで用いられてきた歴史があります。

かの有名なクレオパトラも、自分専用の香料工場を持つ程、香りに魅了され、日頃から様々なシーンで重宝していたと言いますから、それにまつわるエピソードは事欠きません。

ヤギのミルクにバラのオイルを入れながら日々の入浴を楽しんでいた話や、時の英雄アントニウスを自宅に迎える時は、部屋中にバラの花びらを敷き詰め、その香りの力も借りて演出を行ったとか、彼女の乗る船はマスト等にも香料が付けられ、遠くからでもクレオパトラの船だと分かったと伝わっています。

またクレオパトラは、ジャスミンの匂いにも似た甘い独特な香りがするヘナの花を原料に作られた、香水シプリナムも使用していたと言われています。

クレオパトラがヘナの染色以外の香りがもたらす効果も愛し、大切な歴史的局面等にも用いていた話を知ると、如何に香りが人間の本能的な部分に働き掛けるものなのか、その重要性と可能性を感じずにはいられません。

ちなみにヘナはその花だけではなく、葉っぱの香りにも効果効能があるとされています。

ヘナの葉の香りは、心身の緊張を解きほぐし精神を鎮めて安眠に誘う効果であったり、植物の葉全般に言える事ではありますが緑の香りには抗疲労効果があると言われていますので、総じてリラックス出来る事で知られています。

ヘナ染めは髪のお色と健康を整えるだけではなく、香りという面においても、化学成分で作られた一般的なカラー剤では得られない深い安らぎを、私達の心にもたらしてくれます。

当サロンのドアを開けた瞬間から包まれるヘナ独特の優しい香りにて、心身共にリラックスしながらゆったりとカラーリングをお楽しみ下さい♪

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