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農薬に使用されている化学成分がヘアカラーにも…!

様々な色味を表現する為に、調色剤としてヘアカラーや白髪染めの2剤等に広く用いられているレゾルシン。

殺菌作用が高く角質を溶かす働きもある事から、クレンジングや頭皮ケア製品に使用されるケースも多く、現在の日本に流通するヘアケアアイテムには欠かせない有機化合物の1つです。

しかしこのレゾルシンは、農薬をはじめ接着剤、防腐剤等にも使われている刺激や毒性が強い化学成分でもあり、人体に取り込まれると環境ホルモン作用が懸念される内分泌攪乱物質として、様々な研究、調査機関から警笛が鳴らされてきました。

その為、2022年1月には欧州委員会において、日常の使用における人体への健康リスクや、環境に対して深刻な悪影響を与える可能性があるとして、高懸念物質(SVHC)リストに追加され、その危険性を強く警告しております。

レゾルシンが人体へ取り込まれるパターンを考えた時、農薬にも使われている事から、農作物等を摂取する際に経口にて侵入する危険性がまず浮かびます。

しかし農作物等に残留する農薬は、2006年に残留農薬に関するポジティブリスト制度が導入され、毎日、一生涯摂取をしても健康には問題のない量(ADI)を超過した食品は、国内外産を問わず流通が禁止されていますから、まず心配する必要はありません。

加えて言うならば、経口にて毒物が体内に侵入したとしても、少量であれば肝臓をはじめとする人体の解毒システムにより約90%は体外に排出されるので、健康面に被害が及ぶ事はありません。

問題は経皮吸収等による別ルートです。

経皮吸収された毒物は、肝臓を介さずに皮下組織(脂肪)に留まり溶け出して血管やリンパに直接流れ込み、人体の各所に様々な弊害をもたらします。

皮膚の中でも頭部は特に経皮吸収しやすい場所として知られており、腕の内側を1と考えた時、頭皮は3.5倍、額は6倍の吸収率と言われていますから、ヘアカラーや白髪染めを使用した時に、含まれるレゾルシンの影響はないと考える方が無理のある話です。

極端に言えば、農薬を頭に付けて無害でいられる訳はありません。

無農薬やオーガニック、自然農法等々、食材に対する健康意識を持つ事は勿論大切ですが、ヘアケアもまた盲目的に商品を利用する事なく、慎重にご選択下さい。

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