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10年後も健康な髪で自分らしく美容を楽しむために。

一利があっても弊害の多いアレルギーについて

「週刊新潮」2025年8月7日号に掲載されていた、帝京大学福岡医療技術学部教授の佐藤典宏先生が書かれた記事に目が止まりました。

記事によると花粉症にもメリットがあり、花粉症とそうではない人の癌の死亡リスクを観察研究した結果、前者のリスクは52%も低いとの事。

そのメカニズムはハッキリと解明されていないものの、アレルギーの1つである花粉症の人は、免疫機能が活性化し鍛えられているからではないかと推察されておられました。

杉や檜をはじめテスト項目の殆どで陽性を示すアレルギーのデパート体質の私としては、年中、くしゃみ鼻水で悩まされる負の側面だけではない花粉症に対して、初めて「花粉症も捨てたもんじゃないのかも?」という複雑な感情になった次第です。

というメリット的な話もありながら、やはりアレルギー症状は辛くQOLの質を下げますし、時に命の危険にも及ぶ重篤なケースもありますから、免疫力が鍛えられるという話は一旦横に置いて自身の体質を考え、口に入れるもの、触れるものには少し慎重になって生活を送りたいところです。

ヘアケアについても、特にカラー剤の選択にはお気を付け下さい。

カラー剤の染毛を担う主成分ジアミンは、発色の良さとは裏腹にアレルギー症状を引き起こし易い特徴がございます。

髪染めがポピュラーになった昨今、ジアミンアレルギーに悩まされる人は増加傾向にあり、発症後も痒みや痛みに堪えながらカラーリングを続ける人も少なくありません。

また最近は、ノンジアミン、低刺激を謳う商品も多く出回るようになりましたが、その主成分はジアミンに変わる化学成分で、安全が確保されたものではありません。

例えば白髪を活かしつつオシャレも楽しむ為に用いられるブリーチカラーには、一般的に過硫酸塩が配合されており、アレルギー性接触皮膚炎の原因となります。

他にも白髪ぼかしという名の下にジアミンを含まない事を売りにした染毛剤も花盛りですが、その殆どはHC染料や塩基性染料に分類され、それらは化学物質の集合体です。

そしてその化学物質の中にはジアミンよりもアレルギーの発症能力が遥かに強い物質があると、様々な研究機関等から警笛が鳴らされています。

アレルギーは身体からのSOS信号でありますから、そこから目を逸らさず、安心安全に髪染めをお楽しみ下さい。

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