アーユルヴェーダの教えとヘナについて

アーユルヴェーダはインド、スリランカを発祥として、約5000年も昔から人々の生活を支えてきた世界最古の伝統医学として知られています。
西洋医学のように病気になってから治療をするのではなく、食事や睡眠等、人々の日常生活に密接に関係して病気になりにくい心身を作り、健康で若々しく長生きをする事を目的とした予防医学として、世界保健機構(WHO)からも公式に認められております。
ヨガや瞑想、ハーブを使った食事法等もアーユルヴェーダにルーツがありますから、現代人も意識をせずともその教えを取り入れながら健康に気遣い、生活を送っている人も少なくありません。
ちなみに私達が専門的に扱うヘナについても、アーユルヴェーダを代表するハーブの1つとして薬としても用いられる等、様々な用途で人々に親しまれてきました。
アーユルヴェーダの古典「Charaka」や「Sushruta」をはじめ「Sarasangraha」には、皮膚病について重宝されその取り扱いが記載されている他、血液の浄化作用があるとされていたり、「Nighantus」等には、あかぎれ等の炎症を抑える効果や伝統薬としての記載であったり、ハンセン病、結核、腸チフス熱にも有用と伝えられています。
また1990年に科学者アーナンダ KK Sinle B チャンダンビーケーが発表した論文は有名な話で、ヘナに含まれるローソニア・アルバには肝臓の毒素排出を助ける働きがあるとされ、現在もそれを目的に使用されるケースも多くございます。
そのように薬としても活用されてきた歴史のあるヘナは、髪染めを行いながらにして健康をケアするという面においても大きな恩恵をもたらしてくれます。
ダメージ毛、枝毛、切れ毛の補修や保護であったり、保湿力を高める作用や収斂作用によるクセ毛の矯正、UVカット等の髪に直接働き掛ける効果をはじめ、血行促進作用や毛穴の洗浄、フローラバランスを整え脂漏性皮膚炎を防ぐ働きや、フケ、臭いの抑制等々、頭皮環境からの改善が見込めるのでヘアサイクルが整い、生え育つ髪の質そのものが健康的に美しく、そして力強く変わって参ります。
今現在、髪に良いとされるトリートメント等の美容薬剤を使用しているにも関わらず、細毛や抜毛、薄毛等のトラブルが一向に改善に向かわない方、健康に気を配りながら髪染めを楽しみたい方は、是非、一度ヘナ染めをご体験頂き、その素晴らしい効果効能の数々に触れてもらえたらと思います。
■ヘナカラー
(全頭)7920円~
(リタッチ)5720円
※各種ヘナメニューとカットを組み合わせてご利用頂きますと、カットが通常料金4620円の半額2310円と大変お得です!